作成日:2018年06月22日

離婚して再婚する場合に知っておくべきこととは

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離婚後に再婚には、はじめての結婚と異なる注意点はないのでしょうか。自分が初婚で相手が再婚だと、どのような点に注意して結婚する必要があるのでしょうか。自分は再婚で相手が初婚という逆の立場の場合も、気をつけるべきポイントはあるのでしょうか。

 

夫婦になる男女双方が再婚、あるいは片方が再婚の場合に知っておくべき注意点についてお話しします。夫婦円満に暮らすためには、3つのことについて知っておくことが重要です。

 

離婚して再婚する場合に知っておくべき3つのこと

 

夫婦となる男女の双方または片方が再婚という場合は、双方が初婚の場合と異なり3つのポイントに気をつける必要があります。「再婚でも当人同士が納得しているなら問題なし」と思うかもしれません。しかし、結婚は当人同士以外の人間が関わるものです。

 

「結婚は本人たちだけの問題ではない」というセリフがあります。結婚には、当人同士以外の人間関係が絡みます。特に再婚では、前の配偶者や、前の配偶者との間に生まれた子供との関係も絡みます。夫婦になる男女の片方または双方が再婚の場合、結婚生活に影響を及ぼす可能性のある人間関係がそれだけ多いということです。これが再婚の注意点であり、知っておくべきポイントになります。

 

結婚生活を考える上で特に知っておきたい「人間関係」から生じる注意点を3つ、ピックアップしてお話しします。片方ないしは双方が再婚の場合は、この3つの注意点について話し合い、なるべく結婚前にクリアにしておくことが望ましいといえます。

 

 

 

  • 離婚の財産分与などを解決していないと新生活に影響が出ることも

離婚によってすっきりと前配偶者との関係が切れていると思っていませんか。離婚前に財産分与などのお金の問題を決め、「良い人生を!」と夫婦双方が納得して離婚した夫婦の場合、綺麗に関係が切れていることでしょう。しかし、離婚相手とまったく話し合いをせず、喧嘩別れをしていたり、逃げるように離婚したりといった場合はどうでしょうか。後腐れなく離婚できたとは言えない状況です。

 

離婚後も前の配偶者と連絡を取り合っている場合はどうでしょう。結婚する立場としては「復縁?」「前の配偶者と浮気するのでは?」と、ハラハラするのではないでしょうか。連絡の頻度や内容によっては、今後の結婚生活に不安を覚えることでしょう。

 

・前の配偶者と連絡を取るなら、どういった理由で連絡を取るのか。連絡の頻度。

・前の配偶者と財産分与などの話し合いが残っているなら、話し合いの内容を確認する。

 

以上の点は、結婚前に話し合い、クリアにしておいた方が安心です。

 

結婚が当人同士の問題なら、離婚も当人同士との問題と思うかもしれません。しかし、前配偶者との関係や連絡、離婚時のトラブルが継続しているかどうかは、新しい結婚生活を円満なものにするためには重要なことです。「前の夫婦の問題」と考えず、不安点を洗い出して話し合うことが後のトラブルを防止する有効な方法になります。

 

 

 

  • 養育費の支払いの可能性!額や支払期間はあらかじめ話し合いを

前配偶者との間に子供がいれば、養育費の支払いが問題になります。離婚は夫婦関係を切る手続きですが、親子関係を切る手続きではないことに注意が必要です。離婚しても、再婚する親と前配偶者との間にできた子供との関係は「親子」です。親子関係は離婚によって切れないからこそ、再婚時は養育費について確認しておくことが重要になります。

 

・養育費を支払っているのか。支払っているとしたら、毎月いくら支払っているのか。

・養育費の支払いは何時まで続くのか。

 

再婚では、最低でも上記の2点について確認しておきましょう。

 

養育費の支払いがあるということは、再婚者が家計に入れることのできるお金がその分だけ少なくなるということです。再婚相手がより多くのサポートをすることとイコールでもあります。夫婦間のお金の諍いに発展しないよう、再婚時は養育費をはじめとした、前配偶者の子供へ支払うお金の問題をクリアにしておくことが望ましいと考えられます。

 

 

 

  • 前配偶者との子供に面会する場合もあらかじめ話し合いを

 

前配偶者との間に子供がいる場合、子供との面会が再婚夫婦の間に亀裂を生じさせるトラブルに発展する可能性があります。前配偶者の家に会いに行く場合や、前配偶者も交えて子供と会う場合は、事前に再婚夫婦の間できちんと話し合いをしておかないと、諍いの火種になってしまいます。

 

たとえば、前配偶者の子供と月1度会っているとします。会っていることは、あらかじめ結婚相手に伝えていました。しかし、子供と会う時は前配偶者も交えて会うことを伝えていませんでした。後日、現在の配偶者に前配偶者と会っていることを知られて「そんな話は聞いていない!」「浮気では?」という喧嘩になってしまいました。実際に考えられる夫婦のトラブルです。

 

浮気などを疑われないために注意が必要です。前配偶者との子供に会っている時はあらかじめしっかりとした面会の情報を現在の配偶者に伝えておくことでトラブル防止に繋がります。

 

・子供とはどれくらいのペースで面会しているのか。

・子供と面会する時は前の配偶者も一緒なのか。会う場所はどこなのか。

 

はっきりと伝えることで、夫婦間の疑心暗鬼を防止することができます。

 

最後に

 

再婚は初婚とは異なり「前の配偶者や、前配偶者との間にできた子供」との関係があります。関係が完全に切れていない場合は、養育費や子供との面会、離婚時から引きずっている財産分与などのトラブルが新しい結婚生活に影響を及ぼすことが考えられます。

 

大切なのは、「お金」「関係」「状況」について、しっかりと話し合い、納得して結婚することです。結婚後に「実は養育費を払っている」「子供と会う時は前配偶者も含めて宿泊する」などが明るみになると、最悪の場合は離婚話に発展してしまうことがあります。

 

結婚前にしっかりと情報交換し、話し合いをしておくこと。そして、3つの知っておくべきことについて、夫婦間で確認しておくことが、円満再婚のコツになります。