作成日:2018年02月26日

【子連れ離婚】お子さま連れで離婚する際の注意点

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結婚後,子供ができてから子育ての方針などで溝ができ、離婚に発展することがあります。

今回は子供ができてから離婚に発展したケースにおける注意点についてお話したいと思います。

 

子連れ離婚は「子供」がいることが大きな注意点と言えます。

夫と妻だけの家庭であれば、お互いが離婚により「一人」になり、そこからそれぞれの新生活を自由にスタートすることでしょう。
他方,子供がいると,お互いに,一人で新生活を自由にスタート,というわけにはいきません。

特に親権を獲得した配偶者は,夫婦で分担していた生活費や子育ての負担が基本的に自分一人にのしかかります。

 

「離婚したらフリーだ」「やっと配偶者への腹立たしさから解放される」

 

と同時に、責任や負担が増えるということを意識しておくことが重要です。

 

意識しておくだけでなく、離婚後の生活設計について具体的に計画や準備をしておくことがポイントです。
子連れ離婚では、次の2つの注意点をよく理解しておく必要があります。理解した上で「離婚後はどうするか」をより具体的に計画を立てておくことが大切なのです。一つは,「離婚後の生活設計をしておく」こと。もう一つは,「子供を預かってくれるところを見つけておく」です。

 


子連れ離婚の注意点①離婚後の生活設計をしっかりと


 

結婚時には、結婚式やその後の生活について考えて進めることが多いです。

 

「新居はどうするの?」
「婚姻届けは何時提出するの?」
「結婚後の生活費の折半はどうするの?」
「結婚後の仕事はどうするの?」

 

といった今後のことを話し合い、ある程度決めてから婚姻する夫婦も少なくないことでしょう。

しかし、離婚の場合はどうでしょう。離婚後の生活設計を考えてみましょう。

 

離婚後の居住費や食費その他生活資金や子供の教育費など、月々いくら必要か。家計簿や現在の生活費の領収書やレシートをベースに計算してみましょう。転居する場合には,ネットや不動産業者で賃貸物件を前もって探しておくとよいでしょう。

 

自分の生活費だけでなく、将来に渡って自分が中心になって子育てしてゆくことを決意し、子供も含めた人生設計をしておくことが子連れ離婚で後悔しないための注意点です。

計画はより具体的な数字で、目に見える形で出しておきましょう。自分の貯蓄はどのくらい必要か、今後どのように必要な資金を貯めていくかという点もよく考えておきましょう。


子連れ離婚の注意点②「子供を預かってくれるところを見つけておく」


 

もう一つの注意点としては、早々に子供を預かってくれるところを見つけておくという点です。

保育園や幼稚園と言った施設だけでなく、自分の実家など、自分が仕事をしている間や用事のために出かけなければならない時に子供を預ける場所を見つけることは急務です。

 

離婚後は夫婦の収入ではなく、自分の収入が生活のベースになります。「子供がいて働きに出られない」では、離婚後の生活に困ってしまいます。子供が自分の身の回りのことができる年齢であればいいのですが、幼ければそうはいきません。

子連れ離婚は「自分のこと」だけでなく「子供のこと」も同時進行で考えなければいけません。この点において、子供のいる家庭は離婚計画をより入念に立てる必要があります。


最後に


 

子連れ離婚の最大の注意点は「単身夫婦の離婚とは異なる」ことを事前によく考えて離婚することです。子連れ離婚の注意点を忘れて「離婚はどんな家庭でも同じでしょ」と思ってしまうと、離婚後の生活の中で「こんなに苦労するとは思わなかった」「予想外の事態がたくさん起きた」という後悔に繋がる可能性があります。

子連れ離婚の注意点をしっかり把握し、離婚後の生活をより良いものにすると共に、後悔しないようにしたいものです。子連れ離婚の注意点について気になることや不安がありましたら、離婚前に法律の専門家へ相談し、不安や疑問をなくしておくことも、離婚を後悔しないための重要なポイントになります。