作成日:2017年11月26日

ストーカー化しやすい人の特徴とは

stalker

ストーカーの末の殺人。

 

近年、こんなニュースがテレビで流れるようになりました。恋愛は上手く運べば人生をより豊かにしてくれるものですが、一度マイナスの面にはまってしまうと人生を真っ暗闇に変えてしまうものです。相手の不誠実な態度によっても、恋愛が人生における影になってしまうことも考えられます。加えて、人生に暗い影響を及ぼすのは、よく取り上げられるようになった「ストーカー」です。

 

ストーカーとはどんなことを言うのでしょうか。これってストーカー?それともセーフ?その基準点を考えるとともに、ストーカー化しやすい人の特徴についても見て行きましょう。

 


■ストーカーとはどんな意味でどんな行為を指すの?


 

そもそも、「ストーカー」とはどんな意味なのでしょうか。相手に対する好意の示し方の境界線を踏み外すと、時にストーカーとして扱われる可能性があります。また、相手から受けた「迷惑だな」という行為に対する我慢も、それがストーカー行為だと理解すれば対応の仕方が変わってくるかもしれません。どんなことがストーカーにあたるのかを知るためにも、まずは「ストーカー」の意味から考えてみましょう。

 

ストーカーとは「忍び寄る者」という意味の言葉です。自分が好意を持った相手に対して「色々な手段を用いて忍び寄る者」をストーカーと呼びます。しかもその忍び寄りは、相当しつこいものです。メールや手紙、個人情報の特定、社員、付きまとい、待ち伏せ、ファックスの送信などのしつこい行為によってつきまとう。これがストーカーです。

 

基本的に迷惑行為は昼夜を問わないため、ストーカー被害を受ける方は精神的に消耗します。はっきりと迷惑であることを告げても、逆上されたり、都合よく解釈されたりと、個人ではなかなか対処が難しいのが現状です。毅然として立ち向かおうとしても、精神的な消耗や恐怖感があるという意味でも対処は非常に難しく、センシティブなものであるといえます。

 

・特定の人への執拗な迷惑行為

・特定の人への粘着的な付きまとい

 

ストーカーの意味を考えると、このあたりに境界線がありそうです。

 


ストーカー行為と日常の行為の境界線とは


 

ただ、全てのこういった行為がストーカーと定義されるわけではありません。生活する上で、どうしても特定の人と連絡を取らなければならないことがあります。

 

例えば会社の同僚。会社の同僚に好意的な感情を持って相手の感情や迷惑感に関わらず何通もメールを送信する場合。これはストーカーの行為の代表例です。ただ、これが緊急の連絡であればどうでしょう。取引先に重要な資料を渡さなければならず、資料を持っている同僚にやきもきと何通もメールを送信し、何度も電話をかける。こういった理由があれば、社会生活を送る上で仕方がないと感じられるのではないでしょうか。緊急事態であることも考えると、仕方がないような気もします。

 

ストーカーの場合、「自分勝手な好意」により「緊急でも重要な事情もなく一方的な都合で」「日常的に」「迷惑行為や粘着的な行為」をするところに特徴があります。これが一種のストーカー行為であるかどうかの境界線になり得るのではないでしょうか。そう考えると、前述した例で同僚が夜中に「実は緊急事態で資料が」と電話をかけてきてそれが迷惑であったとしても、ストーカー行為と判断するのは難しいのではないでしょうか。

 

ストーカーの具体例としては、会社帰りに毎日待ち伏せされたり、自宅に毎日のように好意を綴った手紙とプレゼントを投函されたり、日常的に個人情報を探られたり、といった行為がストーカーに該当します。

 


ストーカー化しやすい人にはどんな特徴があるの?


 

相手に好意を持っていたとしても、ストーカー行為をする人としない人がいます。恋愛感情は両想いにならなければ一方的なものですから、一方的な好意は誰だって持ち得るものです。その感情が行き過ぎて自分勝手に迷惑行為に走ってしまうとストーカーになります。

 

ストーカーになりやすい人には特徴があると言われています。概ね、ストーカー化する人には次のような特徴が見られます。

 

■人の言葉を自分に都合の良いように解釈する■

 

例→「迷惑だから毎日会社の前で待つのは止めてください」とはっきり言っても「これは自分のことが嫌だからではなく、自分を気遣って言ってくれているのだ」という都合の良い解釈を行う。

 

■性格が粘着質、感情が向こう見ず■

 

例→誰かを好きになったら相手の都合に構わず突っ走る傾向がある。ちょっと体がぶつかっただけなのに、そのことに対し何年も何年も粘着的に恨み言を言う。

 

■空気を読まない、人の言葉を真に受ける■

 

例→ストレートに迷惑と伝えると相手を傷つけてしまうと思ったので遠回しに「ご負担になりますので・・・」と断った。それに対し空気や言葉の裏を読まず「負担じゃないです。だからこれからもプレゼントを毎日送りますね」と答える。相手の遠回しな感情や場の空気は読まない。

 

もちろん、誰にだって悪いところはあります。うっかり場の空気や相手の真意を読み間違えてしまうことだってあるでしょう。しかし、大抵の人は「あ、迷惑だったかな」「空気を読み間違えた」と、落ち込んだり、後悔に苛まれてしまったりするもの。ストーカー化しやすい人にはそういった後悔や落ち込みが希薄で、「私がそう思っているのならそれが正解=一方的」という大きな特徴があります。

 


最後に


 

ストーカーとは,言葉の意味通り、「忍び寄るように迷惑行為を一方的な感情で行う人」をストーカーといいます。ストーカー化しやすい人には特徴がありますので、人と人の付き合いの中でふとした違和感を覚えたらある程度相手を観察することも対策として必要なのではないでしょうか。

 

ストーカー被害は自分で解決することが困難な問題です。心当たりがある場合、深刻化する前に弁護士に相談するのがいいでしょう。法的な解決だけでなく、どの段階で警察に事情を話すべきかを検討する意味でも弁護士への相談は効果的といえるでしょう。