作成日:2017年09月04日

【まずはどうする?】離婚を考えているあなたへ

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結婚をして一度も喧嘩をしない夫婦がこの世に存在するでしょうか?

 

派手な言い合いをしなくても、心の中でカチンとくることを相手に言われてこっそり腹を立てたり、相手の言動に時に苛々したり。夫婦だってどちらも人間ですから違いがあって当たり前です。その違いこそが、時に「カチン」の原因になってしまうこともあるのですが・・・。

 

パートナーに一度も腹を立てたことのない夫婦はいないことでしょう。どんなに仲がよくても夫婦も人間関係の一つの形である以上、仕方のないことですよね。しかし、この「カチン」の段階で仲を修復できなかったらどうでしょう。ちょっとした腹立たしさが離婚問題にまで発展しかねません。

 

離婚。

 

ふとそんな選択肢が頭を過ってしまうあなたに、離婚を決断する前にまずはどうするべきかについてお話ししたいと思います。決断の前に、まずはじっくり考えてみましょう。

 


《離婚はデメリットもたくさん!今後の生活どうしよう》


 

ちょっとしたカチンですぐに「離婚しましょう」と爆発してしまっても、良いことはありません。

なぜなら、離婚という選択肢には、大きなデメリットがあるからです。

パートナーと喧嘩になって「こんな人と一緒に暮らすのは無理!」と怒ることもあるかもしれません。

しかし、考えてみてください。今の生活は夫婦二人で築き上げ、維持しているものです。毎年ちょっとした旅行に行ったり、友人とランチしたり、飲みに行ったり。これって離婚後もできるでしょうか?この生活を離婚後も一人で維持できるでしょうか?

離婚をすると二人で支えている生活を、今度は一人で稼いで一人で維持していかなければいけません。仕事時間だってお金をたくさん稼ごうと思えばそれだけ増えます。仕事が忙しくなると、友達とランチに行くこともできなくなるかもしれません。生活水準が下がる可能性があるということも考えなければいけないですよね。

 

自分の稼ぎと労力だけで生活を維持できる?

 

この点はシビアに考えておきましょう。先立つものはやっぱりお金。お互いの言動に腹が立つことがあったとしても、二人だからこそ維持できている生活があるのではないでしょうか。

 


〈離婚問題は親権や金銭と精神的に疲れる〉


 

また、離婚問題に発展する前に考えておきたいのは、離婚は意外とパワーが必要であるということです。

離婚届一枚であっさりお互い納得の上で離婚できればいいのですが、基本的にはそんなに簡単にいきません。

離婚届を記載する時だって「もう顔も見たくないのに」と内面もやもやしていることだってあるでしょう。怒ることや、嫌いな人と顔を合わせることは疲れませんか?かつて愛した人でも、離婚を考えるようになれば、「可愛さ余って」ということだってあり得るはず。離婚は精神的に疲れる問題に違いありません。

けれど、これで話が済めばまだよい方です。中には片方は離婚に同意していてももう片方は離婚に同意していないケースや、慰謝料や養育費、親権といった離婚問題に決着がつかず、双方の親族や友人も巻き込んで泥沼の離婚劇に発展することだってあります。あっさりした離婚劇よりこちらはさらに精神的に疲れます。

泥沼化は話し合えば話し合うほど、双方の言い分が平行線でさらなる泥沼化を引き起こすことが少なくありません。もし本気で離婚を考えるのであれば、お互いの言い分により二人で育んだ家庭生活という名の大地が底なしの泥の沼になる前に、離婚問題を得意として弁護士に相談するのがいいでしょう。

弁護士などの第三者が早めに介入することによって泥沼一歩手前で決着がつくこともあります。

 


《お互い様のところはありませんか?「カチン」の原因究明》


離婚は離婚届に判子をつけば終了という簡単なものではありません。「精神的に疲れる」し、「生活が変わる」し、「泥沼になるくらい話し合いが荒れる可能性がある」のです。夫婦だって喧嘩くらいするもの。けれど、ちょっとした喧嘩やカチンくらいで、これだけの大変さを選択することに後悔はないですか?

「あの人って頑固だから」
「私も言い過ぎたかも」

そんな時は、自分から折れる勇気が必要ではないでしょうか。

離婚問題になる前に、お互いの悪いところを少しずつでも見つめ直してみましょう。夫婦喧嘩をしない夫婦、そして相手に対しムッとしたことのない夫婦は存在しないでしょう。けれど、そこでお互いに謝罪し、自分の悪いところを反省できる夫婦であれば、すぐに離婚という波乱万丈の選択肢を選ぶ必要はありません。

 

カチン!ときたら。

生活の中で離婚を考えることがあれば、まずは「離婚ってけっこう大変だよ」ということを思い浮かべ、自分の感情を沈めて冷静に選択をしてくださいね。

 

 


《最後に》


意外な話かもしれませんが、とても怒っていて「もう絶対離婚する!」という人でも、人に相談すると「やっぱり離婚はやめる」と言うことはとても多いのです。既にお話ししたように離婚をすると生活ががらりと変化し、離婚問題が決着するまで精神的に大変だという話を冷静に受け止め、離婚をやめるという人もいます。

けれど、離婚をやめると言い出す理由はそれだけではありません。

その理由とは、「相談したら落ち着いた」というもの。そう、離婚を考えていても、人に相談すると意外にすっきりしてしまうものなのです。

最終的に離婚問題、そして法律問題に発展する前に、まずは誰かに思い切り胸の裡を打ち明けてみるのはどうでしょう。それでももし収まらなければ、そこで初めて「離婚」という言葉を深く考えてみるのがよいのではないでしょうか。