作成日:2018年07月03日

泥沼離婚にならないために抑えておきたいポイント

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テレビドラマや小説の題材にもなる泥沼離婚。第三者として見ている分には、ただハラハラと見ているだけで済みます。しかし自分が当事者だったらどうでしょう。ハラハラでは済みません。解決するまで毎日、心痛で過ごさなければならないことでしょう。

 

泥沼離婚はどのように回避すればいいのでしょうか。泥沼離婚を回避するためにおさえておきたい3つのポイントについて考えてみましょう。

 

 

 

泥沼離婚にならないために抑えておきたい3つのポイント


 

 

自分の離婚が長く苦しい泥沼離婚にならないためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。気をつけたいポイントは3つあります。「主張を通すより妥協点を求める」「計画性を持つ」「弁護士などの専門家へ早めに相談する」3つです。

 

 

  • 泥沼離婚を回避するポイント1

 

泥沼離婚を回避するための第1のポイントは、「主張を通すより妥協点を求める」ことです。

 

離婚では、親権や財産分与、養育費などさまざまなことが話し合われます。話し合いの際に夫婦双方が「絶対に自分の主張を通す」というスタンスで話し合いに臨んでは、決まるものも決まりません。なぜなら、お互いに譲らないために、話し合いが平行線をたどることが考えられるからです。肝心なことが決まらず、話し合いも難航し、泥沼離婚化するというわけです。

 

とにかく自分だけの主張を通そうとすると、泥沼離婚の原因になります。友人との会話でも、絶対に自分の主張を通そうとすると仲に亀裂が入ってしまったり、確執が残ってしまったりするのではないでしょうか。離婚の話し合いでも同じことが言えます。

 

離婚の話し合いでは、自分の中で優先順位をつけることが大切です。離婚を進めるということは、配偶者との間に嫌な思い出や複雑な気持ちがあることも少なくないはずです。しかし、かたくなにならず、優先順位の高いものから主張し、時に相手の主張の中に妥協点を探ることや、譲ることも、泥沼離婚を回避するためには重要になります。

 

 

  • 泥沼離婚を回避するポイント2

 

泥沼離婚を回避するための第2のポイントは、「計画性を持つ」ことです。

 

泥沼離婚では、必ずしも夫婦の双方が離婚に同意しているわけではありません。片方が離婚したいと主張し、もう片方が離婚したくないと主張しているケースもあります。離婚において最も根本的な「離婚するかどうか」という点で意見がわかれているのですから、泥沼離婚になることも納得できる面があります。しかし、問題は離婚するかどうかについての意見の違いではなく、もっと深いところに隠れていることがあります。

 

たとえば、夫婦の片方が離婚したくないと主張していた場合、離婚したくない理由とは一体何でしょうか。気持ちが配偶者に残っているから離婚したくない。子供のことも考えて、離婚は回避したい。色々な理由が存在していることでしょう。

 

理由の中には、将来的な生活を考えて離婚したくないという理由もあります。夫婦の片方は離婚したいと願っても、もう片方は将来的な生活に不安がなければ離婚には賛成したのに、不安があるせいで離婚に踏み切ることができないというパターンです。

 

この場合、離婚という可能性が脳裏を過った時点で離婚後の生活について計画しこつこつ準備を始めることで、泥沼離婚を回避することができることがあります

 

夫婦の片方が離婚したい。もう片方が離婚には反対しているケースでは、「なぜ離婚に反対しているのか」という理由を解決することによって、泥沼離婚を回避することが可能です。

 

 

  • 泥沼離婚を回避するポイント3

 

泥沼離婚を回避するための第3のポイントは、「弁護士などの専門家へ早めに相談する」ことです。

 

離婚は法律が関わる代表的なトラブルの1つです。しかし、離婚は別に弁護士などに相談しなくても、夫婦の双方が納得して離婚届を提出すれば、特に揉めることなく解決することが可能です。夫婦によっては「親権も財産分与もスムーズに決まったから、1日で離婚できました」ということもあります。ただ、これはあくまでスムーズに離婚が進んだ場合です。また、自分たちで、離婚で特にトラブルになりやすい部分をスムーズに解決できたからこそと言えるのではないでしょうか。

 

離婚では、トラブルになりやすい部分を放置すればするほど、トラブルがより深刻化し、泥沼離婚になりやすいという傾向があります。きっと揉めるだろうという部分を放置した結果、話がまとまらず、離婚できないままずるずると年月だけ経過してしまうケースもあります。

 

離婚のトラブルになりやすい部分や、夫婦で意見を異にしている部分については、早めに弁護士に相談し、解決に向けて動くことが泥沼離婚を回避するための鍵になります。泥沼離婚を回避するためにも、トラブルを放置することはリスクが高いと考えられます。早め早めの対処を心がけることが重要です。

 

 

最後に


 

 

泥沼離婚を回避するためのポイントは、「主張を通すより妥協点を求める」「計画性を持つ」「弁護士などの専門家へ早めに相談する」3つです。ただ、中には、なかなか難しいポイントもあります。たとえば「妥協点を求める」というポイントの場合、自分の主張の優先順位を自分で把握しておく必要があります。しかし、離婚の場合、特に自分の内心を理路整然と整理することは難しいのではないでしょうか。

 

そこで、弁護士を有効活用しましょう。弁護士に相談することにより、離婚において自分が優先したい事柄が見えてきます。法的なトラブルが起きていないと弁護士に相談してはいけないというわけではありません。よりスムーズかつ計画的に離婚を進めるために、弁護士という存在を有効活用してみてください。