作成日:2018年06月12日

離婚する前に!ひとり親家庭の問題点や注意点について

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子供のいる夫婦が離婚をすると、親権が父母のどちらが持つかに関わらずひとり親家庭になります。親にとっても、離婚前と離婚前では生活ががらりと変化します。子供にとっても、離婚後は慣れた生活が一変することになります。

 

ひとり親家庭になる場合、どんなことに気をつけて離婚をする必要があるのでしょうか。ひとり親家庭で注意すべき問題点はあるのでしょうか。離婚を考えている方は、「離婚するかどうか」だけでなく「離婚後の生活の問題点」も考えて離婚に踏み切ることが大切です。ひとり親家庭になる離婚後、特に考えておきたい3つの問題点についてお話しします。

 

 

ひとり親家庭の3つの問題点は時間・お金・負担

 

ひとり親家庭の3つの問題点は「時間」「お金」「負担」です。夫婦そろって子育てすることが基本になる離婚前と異なり、離婚後は「父親または母親がひとりで子育て」「ひとりで生活する」ことが基本になります。だからこそ離婚前に、3つの問題点について対策しておくことが重要になります。

 

ひとり親家庭の3つの問題点を確認し、離婚前に自分と子供の生活設計をしておきましょう。

 

 

ひとり親家庭の問題点1「時間がない」

ひとり親家庭は「時間」がありません。夫婦で分担していた仕事と家事、そして子育てをひとりで行うことになります。離婚後に実家や兄弟姉妹の援助を受けることができる方でも、「親はひとり」になります。結果、生活の中で時間に追われ「時間が足りない」「自分の時間がまったくない」という事態に陥りがちです。

 

生活のためには仕事をして収入を得ることになります。子育ては、子供の年齢によって変わります。小さな子供であれば夜泣きがあるでしょうし、頻繁におむつも取り替えることになるはずです。幼稚園くらいの子供であれば、送り迎えが必要になります。

 

小学生や中学生の場合は勉強をみる時間も必要でしょうし、高校になると進路のために三者面談などにも出席しなければいけません。離婚前は父母で分担できた子育てを、2人で分担することが難しくなります。さらに、仕事をして生活費を稼ぎ家事もすることになります。

 

分担できないからこそ、1日が仕事と家事と子供の世話で終わってしまうという方も少なくありません。どうやって時間を捻出するかが問題になります。

 

 

ひとり親家庭の問題点2「お金の工面」

ひとり親家庭には「お金」の問題点があります。潤沢に預金があり、ほとんど働く必要がないというひとり親家庭はかなりの少数派です。お金を稼ぐために働かなければいけません。しかし、働いたからといって、十分なお金を稼ぐことができる保証はありません。

 

ひとり親家庭になっても、生活費が必要になることは変わりません。光熱費や通信費も必要になります。子供の教育資金も必要になります。家族関係によっては親の介護費用についても考えなければいけない場合もあります。さらに、持ち家の場合は固定資産税などの税金も必要になりますし、アパートの場合は家賃の捻出も問題になります。

 

お金を稼ぐために頑張りすぎてしまうと、体を壊してしまう可能性があります。体を壊すと、今度は医療費が必要になります。高額の出費が相次ぐと、離婚前に立てていたお金の計画があっさりと崩れてしまうことがあります。

 

人間が生活するためにはたくさんのお金が必要になります。離婚をすると、配偶者のために必要だったお金が不要なる反面、自分や子供の人生そのものに必要な各種の資金を自分ひとりで捻出することになります。いざという時に配偶者が支えてくれることもなくなります。「お金」は、ひとり親家庭にとって大きな問題点になります。

 

離婚前にお金の計画を立てる時は、貯めることも重要です。ただ、預金だけで安泰と考えず、離婚後の安定収入の目星をつけておくことも大切です。ひとり親家庭はお金が問題点になるという現実を冷静にとらえ、助成金などのチェックも欠かさないようにしましょう。

 

 

ひとり親家庭の問題点3「生活の中の負担の増加」

ひとり親家庭の3つ目の問題点は「負担」です。お金を稼ぐのも自分です。家事や育児、仕事もひとりです。ひとり親に時間的かつ金銭的な負担が集中します。さらに、生活の中のちょっとした負担も、自分自身で受け止める必要が出てきます。

 

何かあったら配偶者に愚痴を聞いてもらってガス抜きしていた方は、愚痴を自分の中で消化しなければならないという負担が生まれます。雪よせをしなければならなくても、夫婦で分担することは難しくなります。基本的に自分頼りです。電化製品が壊れても「ちょっと見てくれる?」と配偶者にお願いすることはできません。夜に変な物音がしても配偶者に「ちょっと見てきて」とお願いすることもできなければ、「警察に連絡した方がいいかな?」と判断をゆだねることもできません。日常生活の判断や、雑事を分担できないことによる負担が増えるのです。

 

ひとり親家庭の問題点として、時間やお金の問題があります。お金や時間以外の負担も増えることを考えておく必要があります。離婚する前に、困った時に相談できる人を見つけておくことが対処法の1つになります。

 

最後に

 

ひとり親家庭では「お金」「時間」「雑事や心」の負担が増えることが問題点であると考えられます。負担が増えると、その分だけ子供との時間や趣味の時間が減ってしまいます。問題点をどのように解決するか、離婚前によく考えておく必要があります。

 

問題点を解決する方法の1つは、周囲の離婚経験者などに「離婚後に困ったこと」などについてヒアリングしておくことです。2つ目は、法律や制度を上手く活用するために、弁護士などの専門家を頼ることです。3つ目としては、相談できる窓口や知人を見つけておくという方法が挙げられます。

 

離婚は人生の転換期ともいえる出来事です。離婚後も「スムーズな生活」を目標に、計画を立てて進めることが大切です。