作成日:2018年05月15日

弁護士に依頼する前に知っておきたい注意点

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弁護士にはじめて依頼する場合、多くの方が「どんな準備をしておけばいいの?」「どんなものを用意して相談場所に足を運べばいいの?」「弁護士にはどんなことを話せばいいの?」と疑問に思うようです。

 

弁護士への依頼にはいくつかの注意点があります。はじめて弁護士に依頼する時の相談で注意したいポイントを、「準備する物やこと」を中心にまとめました。はじめて弁護士に依頼する方は、3つの注意点を気にしておくことが大切です。

 

弁護士へはじめての依頼!相談での注意点


 

まずは1つ目のポイントです。弁護士へのはじめての依頼で相談する時は「どんな準備」をすればいいのでしょうか。また、「持って行った方がいい物」はあるのでしょうか。

 

はじめて弁護士に依頼する時に知っておいていただきたいのは、法律のプロである弁護士も,相談者の話をじっくり聞いてみないと問題点はわからないということです。

「土地の問題で」「不倫で困っていて」と相談を受けても、土地問題や不倫問題にも色々な事情や法的な争点や解釈があります。だからこそ、弁護士はじっくりと話を確認し、状況や事情、どんなことで困っているのかを理解しないと、法的なアドバイスをすることが難しいのです。ですから、できるだけトラブルや困り事の内容がわかるものを持って行くことが望ましいと言えます。依頼の時の持ち物は「弁護士が素早く状況を把握するためのもの」を中心に用意します。

 


はじめての弁護士への依頼では「証拠」や「資料」を


 

例えば夫の浮気問題で悩んでいる場合、浮気の証拠などを依頼時に持ち込んだ方が、弁護士との話がスムーズに進みます。しかし、浮気現場の写真を撮影することなどは、なかなか難しいことです。浮気の絶対的な証拠が相談に必要だというわけではありません。「夫が遅く帰ってきた日や、疑わしい発言のメモ」や「状況をまとめたメモ」などがあれば、弁護士が相談内容や状況を把握しやすくなります。相談者の抱えるお悩みに対して、より状況に即したアドバイスをすることができます。

 

土地トラブルや契約トラブルなどの場合「契約書」や「土地の情報」などを用意することにより、相談がスムーズに進みます。資料や証拠があれば、弁護士との相談では忘れずに持ってくるように注意しておく必要があります。ただし、資料や証拠がかなりの量に上る場合や、必要かどうか判断がつかない場合は、相談前に弁護士事務所に一報入れて確認しておくと安心です。

 

弁護士へはじめての依頼!相談での注意点


 

相談時には、弁護士に自分のお悩みやトラブルの内容を説明する必要があります。弁護士を前にしてなかなか話がまとまりそうにないという場合や、何から話していいかわからないという場合は、メモ帳を用意して、時系列に簡単にまとめてしまう方法をお勧めします。詳細にまとめる必要はありません。自分が見てわかる程度の箇条書きでも問題ありません。

 

気になることは説明を聞きながら弁護士が質問します。ぱっと見て、弁護士に伝えたいことをすぐに思い出せる程度のメモを用意しておくことをお勧めします。相談時間は限られています。伝え忘れがないように、ちょっとでも気になることや、確認しておきたいことも、合わせてメモに書き留めておくようにしましょう。

 

弁護士へはじめての依頼!相談での注意点


 

資料や証拠、メモ以外にもいくつか相談に持って来ていただきたいものがあります。それは、筆記用具やメモ帳、判子などです。

 

筆記用具やメモは、弁護士が話すアドバイスや注意点を書き留めるために使います。また、弁護士がクライアントに用意してもらいたいものや探して欲しい物がある場合、メモをせずに帰宅すると忘れてしまう可能性があります。弁護士が「ご自宅にこのような書類はありませんか」「○○を準備していただきたいのです」と話す可能性を考慮して、メモ帳や筆記用具はすぐに取り出せるようにしておくことも注意点の1つです。

 


すぐに弁護士に依頼したいなら判子や本人確認書類なども


 

依頼が急を要する場合は、すぐにその場で弁護士に依頼をする流れになることもあります。相談をしたからといって必ず依頼しなければいけないわけではありません。相談者が「考えさせてください」「またあらためて相談させてください」と言われても、弁護士としては全く問題ありません。しかし、相談の中には法的な観点から、早めに動くことが望ましいケースもあります。すぐに対策した方がいいと法的に判断できる場合、弁護士は相談者にきちんとその旨をお伝えします。

 

急な依頼や手続きのために、判子や本人確認書類を持って行くと便利です。また、急を要する依頼の場合は、事前にその旨を弁護士事務所に伝えておくよう注意する必要があります。伝えることで弁護士事務所側から「これを準備してください」「持ってきていただきたいものがあります」という話が出ることがあります。これも注意点です。

 

最後に


 

弁護士にはじめて依頼する時の注意点は「証拠や記録(メモ書きでも大丈夫です)」「弁護士に伝えたいことや質問したことをまとめたメモ」「弁護士に説明することをまとめたメモ(時系列の箇条書きでも大丈夫です)」を持って行くことです。

 

弁護士への依頼では、よりケースに即したアドバイスや対策を講じてもらうことが重要になります。そのためには「弁護士に伝え忘れてしまった」よりも、「伝えるべきことはきっちり伝え、見てもらうべきものは見てもらう」方が、より良い解決に繋がります。また、弁護士に話を伝える時は、繕わず、ありのままを伝えることも注意点です。

 

弁護士への依頼は、トラブルを解決するためです。そのためにも「まとめる」「伝えられるようにしておく」「すぐに動くことができるようにしておく」ことが依頼における注意点になります。