作成日:2017年09月04日

あなたはどっち?泥沼になるケース、すっきり別れられるケース

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昔から男女問題といえば、古今東西の物語やドラマのよき題材でした。

 

男女問題は心の問題であり、時に理屈や条理で割り切れないからこそ多くの物語の題材になり得たのかもしれません。

確かに恋愛物のドラマは見ていてドキドキしてしまいますよね。気持ちの話だからこそ、多くの人はこんなに男女問題に魅せられてしまうのではないでしょうか。

しかし、関係が崩れて泥沼化した男女問題ほど恐ろしいものはありません。ドラマのよき題材であったとしても、現実であれば、心の問題だからこそなおさら解決が難しく、時に精神的な磨耗を引き起こしてしまいます。

今回は「犬も食わない」ならぬ「犬も逃げ出す」、泥沼化する恐れのある根深い問題について見ていきましょう。

どんなケースが泥沼化の恐れがあり、どんなケースがすっきり別れられるのでしょうか。恋愛物のドラマは面白くても、誰しも自分がトラブルの当事者になり、ドラマの題材にされてしまうのは嫌ですよね。

 


《泥沼化しない男女とは?気持ちの向きも関係あり》


 

泥沼化せずすっきり別れられる代表的なケースは、男女ともに気持ちが外側に向いている場合や、プラスに向いている場合であるといえるでしょう。また、お互いを憎んでいない場合も泥沼化し難いといえます。

 

「これからは他人だけどお互いの人生を楽しもうね」
「あなたも幸せになってね」
「これからはよき知人、よき友人でいよう」
「退職を機に離婚して叶えられなかった若い頃の夢をお互いに叶えられるように頑張ろう」

 

このように、お互いがお互いを憎まず、すっきりと別の目的に向かって走ってゆくケースは泥沼化という印象はないですよね。こ

んなに円満なお別れってあるの?と首を傾げる人もいるかもしれないですが、決してないわけではありません。

お互いが別れに納得している。
今後の目標がある。

こんな場合は泥沼化し難いです。むしろ泥の沼どころか、後を濁さず、綺麗な湖のまま飛び立ってゆけることでしょう。

 


《泥沼化する男女とは?要求やマイナスの感情も》


 

反対に泥沼化しやすいケースは、お別れの根底に憎しみや裏切りといったマイナスがある場合や、お互いが要求を一歩も妥協しない場合、金銭が絡む場合などです。それぞれ、どんなケースかもっと具体的に見ていきましょう。

 

①憎しみや裏切りといったマイナスがある

浮気や嘘がお別れの原因になったら、皆さんだったらどう思いますか?何を感じますか?

「私というものがありながら浮気をした。許せない!」
「借金はないと言っていたのに、余所に1,000万円の借金があった!私を騙したのね!」

憎しみや怒りの高低、嘘や裏切りの程度はありますが、多かれ少なかれ感情は揺さぶられるもの。嘘や裏切りによりマイナスの感情が根深いものになればなるほど男女問題は泥沼化します。

相手に直接的な復讐をしてしまっては、場合によっては法に触れてしまうこともあります。どうしてもマイナスの感情が晴れず話し合いは平行線、泥沼化した上に感情が収まらないということであれば、解決のためにも弁護士に相談し適切な方法で解決していきましょう。

 

②男女問題の解決には同意しているけれど当事者二人が妥協しない、お互いの意見を一歩も譲らない、金銭の妥協点を見つけられない

こんなケースも泥沼化が予想され、最終的に決着が裁判所ということも珍しくありません。

話し合いで解決できればいいのですが、自分の要求が通らないと一歩も引かないという姿勢ではまとまるものもまとまりません。

具体例としては、夫婦が離婚には同意しているのに、財産分与や慰謝料などで揉めているケースです。

「私は100万円」
「いや、俺は50万円だ」

というふうに折り合いがつかなければ、解決を望むことはできないですよね。離婚には同意しているけれどお金や親権などの折り合いがつかないという場合は、やはり弁護士の出番であるといえるでしょう。当事者間で決着をつけることが難しいため、弁護士に介入してもらい妥協点を探るか、最終的に裁判所を利用するか、弁護士に相談しながら決めるのがいいでしょう。

 


〈第三者の介入で泥沼化する男女の問題も〉


 

これらは主に当事者同士の意見の不一致や妥協点が見つからないことにより泥沼化するケースです。

この他にも、第三者が介入してしまうことにより泥沼化してしまうケースが決して少なくありません。

例えば夫婦の問題なのにお互いの両親が話し合いに参加してしまい、話をややこしくしてしまう。また、妻と夫それぞれの友達や兄弟姉妹が夫婦の揉め事に口を出してしまい、まとまるはずだった話がまとまらなくなることも。

第三者は諍いを鎮めるために、あるいは間を取り持とうという善意で男女の問題に口をはさむこともあるのですが、やはり妻の友人は妻の肩を持ってしまいますし、夫の親は夫の肩を持ってしまうものです。だからこそ男女の問題をさらにヒートアップさせてしまい、最悪の場合は夫婦双方の親族を巻き込んだ大泥沼化という可能性だってあるのです。

第三者に間に入ってもらう。第三者に相談したい。こんな時は冷静になって、どちらにも肩入れしない存在に相談するのが適切な解決方法です。離婚を前提にしなくても弁護士に相談することもできます。上手く落としどころを見つけるためにも、双方の親族の大喧嘩に発展する前に、法律の専門家を上手く活用してください。

 


《最後に》


男女問題を題材にしたドラマや本は確かに面白いですが、自分が当事者になってしまうのは嫌ですよね。できれば「主人公」になってしまう前に、早急に解決したいところ。しかし、感情が絡む問題だからこそ解決が難しいという側面があります。

泥沼化を避けるためにも、時に法律ですっきり解決することも必用なのではないでしょうか。