作成日:2017年09月04日

【離婚問題】年代別に見る離婚の原因とは?

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家族関係、そして夫婦の関係は各家庭それぞれ。百の家庭があれば夫婦の形だって百通りです。

 

しかもその百通りの夫婦は男女それぞれ一人ずつですから、二百人の性格や価値観が存在しているといえます。

どんなに仲の良い夫婦であっても時に喧嘩をしてしまうことだってありますよね。また、百通りの夫婦がいて二百人分の価値観があるわけですから、まさにご家庭それぞれ、喧嘩の原因だって様々ということです。

しかし、世の中にはよく見られる「仲違いのパターン」があるのです。百組の夫婦がいて原因はそれぞれ違っていたとしても、男女のコンビには共通してよく見受けられる仲違いのパターンがあるということです。しかも年齢ごとにあることをご存知ですか?

今回は「年代別に見る夫婦の離婚原因」について探っていきます。

 


《10代の離婚!早すぎる結婚で家庭内の役割分担で揉める?》


日本は年々初婚年齢が上がっているというデータがあります。厚生労働省のデータによると、平成23年の初婚年齢は男性が30歳で女性が29歳となっています。日本の初婚年齢を考えると、日本において10代で結婚する男女は少数派といえるでしょう。しかし、決していないわけではありません。

「この人と結婚したい」
「好きだから一緒にいたい」

そう考え、結婚に踏み切る10代のカップルは現実に存在しています。そのまま20代、30代、果ては80代と夫婦で年齢を重ねていければいいのですが、日本の夫婦の3分の1が離婚するといわれている現代において、10代で結婚し10代で離婚してしまう夫婦だって存在しています。

 

そんな10代夫婦の離婚原因は

 

「家庭での役割分担で揉める」

「経済的なことで揉める」

「負担で揉める」

 

というケースがよく見受けられます。

 

 

10代で結婚することが悪いというわけではありません。しかし、20代で結婚するより社会経験が浅いのは年齢を考えると仕方のないことです。学校を卒業するくらいの年齢で結婚しいきなり仕事と家庭を両立することはとても大変なことです。また、仕事と家庭に加えて子育ても加わると、さらに夫婦生活の負担が増えることでしょう。

10代はまだ社会経験が少ないですから、比例して貯蓄だって少ないです。そこに家計、育児、社会的なお付き合いとなると、家計を切り盛りするのも大変です。10代での結婚は家計や家庭内での負担、役割分担で揉めて離婚に至るケースがとても多いのです。身近な存在である親兄弟に助力を求めることも時には夫婦のトラブルを回避する上で重要なことではないでしょうか。

 

 

参照
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka04.html

 


《20代の離婚問題とは?「まだやり直せる」がキーワード》


 

20代はまだ社会的に見れば十分にやり直しができる年齢です。

転職は歳を経るごとに難しくなる傾向がありますが、20代であればまだ転職の間口が広く、難しい資格試験の勉強を年単位ですることだって、夫婦二人だけの家庭では決して難しいことではありません。

「子供が生まれると離婚するのが大変になるし、まだ20代で子供がいないうちに夢を叶えるチャンスかもしれない」

夫婦のどちらかがそう考えてしまうことも不思議ではありません。もちろん家計のことやお互いの性格の不一致で揉めることだってあります。しかし

 

「今ならまだやり直しても遅くない」

「夢を叶えたい」

 

と、将来のためにあえて離婚を選ぶのは、20代などの若い夫婦に多い離婚原因といえるでしょう。

 


《30代の離婚!男女問題や金銭問題が仲違いへ発展》


 

30代は会社での地位も上がってきて、給与額なども順調に増えている世代です。

会社での地位が上がればその分だけ取引先とやり取りすることだって増えますし、お父さんやお母さんになれば、子供の友人のご両親と世間的な繋がりだって増えます。そう、30代はまさに社会や仕事に慣れて、しかもお付き合いが増える世代なのです。

仕事に慣れ、社会にも慣れ、交友関係も増える。それだけ見るととっても良いことに思えてしまいますが、夫婦の仲を考えると決して良いことだけではありません。

会社や取引先、子供の友達のお父さんやお母さんといった異性だって交遊関係が広がればその分だけ多く顔を合わせますから、浮気に発展することがあります。しかも30代はまだ女性も男性も若く体力だってあります。気持ちだってもちろん若いです。素敵な異性に言い寄られて、気持ちがぐらりと来てしまうことだってあり得ます。その、ぐらり!が原因で離婚劇に発展してしまう可能性も。

パートナーの浮気が原因で離婚を考えている場合は、二人だけで話し合うと金銭的なことや親権のことで折り合いがつかず、泥沼化してしまうことも考えられます。双方の友人や両親が出てきても片方の肩を持てば同じことです。こんな時は離婚問題に詳しい弁護士に依頼して、話し合いをスムーズに進めたいところです。

 


《40代の離婚問題とは?両親との同居がトラブルに》


 

40代といえば、子供の進学問題や住宅ローンの返済などに頭を悩ませる世代です。

また、ずっと頑張って仕事をしてきたお父さんやお母さんは、そろそろ老後のことだって考えはじめなければいけない世代です。しかし、自分の老後を考える前に、まずは自分や配偶者の両親について考えなければならないお宅がとても多いのではないでしょうか。

実はこの夫婦お互いの両親との同居や介護が40代の離婚問題に発展する重要事なのです。

「結婚する時は夫の両親とは同居しなくていいと言っていたのに」
「二世帯住宅にするなんて反対!」

もとから配偶者の両親と折り合いがよく、同居や介護も覚悟の上、もちろん喜んで!という夫婦であれば話は別です。しかし同居や介護は金銭的な負担だけでなく労力の面でもかなり大変なもの。そこにお互いの両親への遠慮や価値観の違いなどが混ざり合い、最終的に「同居するなら離婚」「介護ばかりで疲れました。離婚します」というトラブルに発展しかねません。

結婚する時に今後の夫婦のことだけでなく互いの親族の介護についてもきちんと話し合っておかないと、後で大喧嘩になってしまうことも。ケアマネージャーなどの介護問題に詳しい専門家に相談するのも方法の一つです。

 


《50代以降は熟年離婚にも?子供が巣立って離婚へ》


 

50代になると、そろそろ子供も親元を離れ、ローン返済も大詰めあるいは完了というお宅もあることでしょう。

世代としては年金受給を前に、本格的に老後のことを考えなければいけない世代です。しかし、ローン返済も終わり仕事も第一線から退き、子供も手を離れるとなると、今度は熟年離婚の危機があります。

 

「今までずっと子供のこともあってお互いに我慢していた」
「金銭的な事情で離婚に踏み切れなかった」
「ここまで我慢してきた」
「子供も手を離れたし、もう自分の自由に生きます」

 

こんな夫婦が、子供の大学卒業や夫の退職という一つの節目を切っ掛けに離婚してしまうことは少なくありません。

人生80年と言われる今の日本。確かに50代で離婚して人生をやり直すということだってできることでしょう。

50代以降は、まさに「残りの人生を我慢したくない」という気持ちが離婚原因になる年代なのです。こういった離婚が多いから熟年離婚という言葉がここまで有名になったわけですね。

 


《最後に》


 

お互いが新しい人生を踏み出すことに賛同していたとしても、離婚の前に決めておかなければいけないことはたくさんあります。

また、離婚をして全てが解決するわけでは決してありません。

 

「まず何からはじめればいい?」「リスクや問題点は?」そんなふうにお悩みの時は法律の専門家である弁護士に、法的な観点からアドバイスをもらうのがいいですね。